「三崎港って、いつ行くのが一番いいの?」——そんな疑問を持つ人も多いはず。私自身、何度も三崎港を訪れていますが、春夏秋冬それぞれの楽しみ方があって“どの季節に行っても正解”なんです。
桜並木を歩きながら旬のしらす丼を味わった春の日、夏祭りで子どもと一緒に夜店を楽しんだ思い出、脂がのったマグロに感動した秋の旅、そして冬のまぐろ祭りで熱々のまぐろ汁に癒された時間…。
この記事では、そんな体験談も交えながら三崎港の魅力をたっぷりご紹介します。
三崎港ってどんな場所?基本情報とアクセス
三崎港へは、京急線「三崎口駅」が玄関口。駅前からは港へ直通するバスが発着しており、約15分で到着します。
神奈川県の三浦半島先端にある三崎港は、日本有数のマグロの町として知られています。市場には毎日新鮮なマグロが並び、港町ならではのグルメと風情を楽しむことができます。
アクセスは京急線で「三崎口駅」まで行き、そこからバスで約15分ほど。都心からは電車とバスでおよそ90分、車なら横浜横須賀道路を使って約1時間半で到着できます。週末の日帰り旅にもぴったりです。
週末やイベント時は混雑するため、午前中の早めの到着がおすすめです。
【春】桜と旬の海鮮!春に訪れたい三崎港の魅力
春の三崎港は、桜と海のコントラストがとても美しい季節です。特に「城ヶ島公園」では海を背景に咲く桜が見事で、ピクニックを楽しむ家族連れも多く見かけます。
グルメのおすすめは春しらすやサヨリなどの地魚。

私は港近くの定食屋でしらす丼をいただいたのですが、ふわっとした食感とほんのり塩味が絶品でした。
おすすめ店
【夏】海と祭りを満喫!家族連れにもおすすめ
夏の三崎港は賑やかです。特に「みうら夜市」や「三浦海岸花火大会」などイベントが多く、浴衣姿の人々で港が華やぎます。
昼は釣りや遊覧船に挑戦するのもおすすめ。

魚が釣れたときは、思わず「やった!」と声を上げてしまいました。
暑さで少し歩き疲れたら、かき氷や地元のアイスでひんやり一息。特にマグロを使ったユニークなご当地アイスは、話のネタにもなりますよ。
おすすめ店
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「BEACHEND CAFE」:海沿いカフェレストラン。地元野菜や海鮮を使ったランチが絶品で、テラス席からは東京湾を一望できます。
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「三崎館本店」:老舗のまぐろ料理店。名物のかぶと焼が有名(要予約)。
【秋】食欲の秋!限定メニューと落ち着いた観光
秋は「食欲の秋」という言葉がぴったり。脂がのった秋マグロや秋刀魚を堪能できます。夏の賑わいが落ち着き、ゆったり港町を散策できるのもこの季節の魅力です。
私は秋に訪れたとき、観光客が少なかったせいか、地元の方とゆっくり話ができて、隠れた名店も教えていただきました。人混みが苦手な方には秋がおすすめです。
おすすめ店
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「紀の代」:マグロ寿司の名店。特に秋の脂がのった中トロが絶品。
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「鮨処魚音(うおおと)」:魚屋直営の食堂で、リーズナブルに新鮮な刺身定食を楽しめます。
【冬】寒い季節こそマグロが絶品!冬ならではの楽しみ方
冬の三崎港はまさに「マグロの季節」。12月〜2月はマグロ漁の最盛期で、港町全体が活気にあふれます。
また、11月には「三崎まぐろ祭り」がうらりで行われ、鮪の解体ショーや限定グルメが楽しめます。私も参加したことがありますが、迫力ある解体シーンに子どもも大人も大興奮でした。
特に2月には「三浦海岸桜まつり」が開催され、河津桜と菜の花が一足早く春を告げます。桜並木を歩きながら屋台グルメを楽しむのは、この時期ならではの贅沢。

冬の冷たい空気の中、湯気を立てる「まぐろラーメン」で温まる瞬間は忘れられません。
おすすめ店
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「まぐろ食堂 七兵衛丸」:うらりの目の前にある食堂。海鮮丼はボリューム満点。
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「ミサキ イタリアーノ ボッカ」:イタリアンと海鮮の店。
朝市→マグロランチ→城ヶ島散策→港カフェ。家族なら釣り体験と公園遊びもおすすめ。
モデルコースで巡る三崎港
🕒 半日観光モデルコース(気軽に港グルメと散策)
所要時間:約4〜5時間
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10:00 三崎口駅に到着、バスで三崎港へ
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10:30 「うらりマルシェ」で新鮮なマグロや地元野菜をチェック
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11:30 港近くの人気店「くろば亭」でマグロ丼ランチ
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13:00 城ヶ島公園へ移動、桜や海の絶景を散策
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15:00 港カフェで休憩(ビーチエンドカフェなど)
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16:00 帰路へ
👉 「半日でも十分に港町らしさとグルメを楽しめる」のが魅力。日帰りドライブにも最適です。
🛏 1泊2日観光モデルコース(じっくり三崎を満喫)
所要時間:1泊2日
1日目
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10:00 三崎港着 → 「うらりマルシェ」で買い物
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12:00 老舗「三崎館本店」でマグロ尽くしの昼食
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13:30 遊覧船で港めぐり or 釣り体験
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16:00 三崎宿 古民家の旅宿にチェックイン
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18:00 夕食はついていないので、鮮味楽でマグロを堪能
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21:00 港町の夜景や星空散策
2日目
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08:00 朝市や港の散策で地元の活気を体感
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10:00 「城ヶ島」へ移動、ハイキングや桜を満喫
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12:30 「紀の代」で寿司ランチ
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14:00 カフェで一息 → 三崎口駅へ
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15:30 帰路へ
👉 「泊まることで朝市や夜の港を楽しめる」のがポイント。食も観光も欲張りたい人におすすめです。
まとめ:どの季節に行っても魅力がある三崎港
三崎港は四季を通じて楽しめる観光地です。
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春:桜と旬の海鮮(くろば亭・庄和丸)
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夏:祭りと海のアクティビティ(ビーチエンドカフェ・三崎館本店)
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秋:落ち着いた観光と旬のマグロ(紀の代・鮨処魚音)
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冬:マグロ漁最盛期&桜まつり・まぐろ祭(マグロ食堂 七兵衛丸・ミサキ イタリアーノボッカ)
それぞれの季節で違った魅力があり、何度訪れても新しい発見があります。
「次はどの季節に行こうかな?」と考えるだけでワクワクしてしまいます。

最近では、下町の商店街にフェ、かき氷、アイスクリーム、たこ焼きのお店もできてにぎわってきていますよ。